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Felt喫茶Brog

壁に向かって話してみようか。
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口だけ番長VS精神患者

 昨日、足を怪我したので足が痛くて靴を脱いで、足をさすっていた時の事だ。
 
 よく、殺すだの、ぶっ殺すだの発言をしたり
 何か不愉快な事があるたびに「チッ」とおっしゃっているTが俺の目の前でこんな事を言ってきた

 「お前の足は臭いんだよ、今度脱いでみろ、殺してやる」

 その時は友達と喧嘩して気鬱してたので、「ごめんごめん」程度で流したわけだが。
 余りにも陰口が激しいので、次の日(今日)本当の言葉の刃の使い方を教えてあげた。


 
ー今日の出来事ー
授業が終了して、全体で礼をしたあと、Tが席を立つ前に
進路を塞ぐように通路に立ち言葉を紡いだ

「なぁお前靴を脱いだら殺すっていったよな」
「はぁ?そんなこといってねぇ」
「じゃぁ、なんて言ったんだい?」

Tの口元に耳を近づけて、にやにやしながら、横目でみつめた

「~~~~~」:
小さな声で聞こえない

「もう一度言ってくれ」

「~~~~~~」
どうも良く聞き取れない、
俺と、Tの顔の距離はすでにキスしても可笑しくないぐらいに近づいていた。
それほど聞こうと努力していたのだが良く聞き取れなかった。

「全然聞こえないな」
「それがなんだってんだよ!」
いきなりどなりだした。

「いやなに、実践して貰おうかと思ってさ」
何事もなかった用に靴を脱いで、Tが着ようとしていた上着の上にどすっと音を立てて置いた
もちろん、一番汚れている地面と仲良しの方を上着に密着するように。

「きたねぇ、何するんだよ!」
靴を払いのけた、俺の顔にかすったが、表情を変えずいいのける。

「ほら、やってみろよ」
「はぁ?本当にやるわけないじゃん」:
口をひくひくさせながら反論をしてきた

「なんだ、口だけか」:
「はぁ?うぜぇ」
「いつも殺す殺す言ってるからさ出来るのかと思った」
「おまえ頭が可笑しいんじゃないか?
「口だけ番長だな」
ここで、間が開いたので距離をとり、トイレへ行こうとした


俺の離れるとすぐに
「あいつばかみたい」「あたまがおかしいな」などと隣の人に愚痴り始める
上着を念入りにはたいていたのは言うまでもない。

とりあえず、トイレから帰ってきてTの目の前に立ち
「お疲れ様、口だけ番長」
すぐには返答出来なかったらしく、口元をひくひくさせながら、ぼ~ぜんと立っていた。
俺が離れるとすぐに。

「はぁ、馬鹿みたい」と壊れたカセットテープのように言っていた。
それからすぐに家に帰宅したらしい。



 はっきり言おう、気落ちしてる時に殺すだのかなり効いた。
 正直洒落にならないほど悲しくなった。
 言い返そうとしてもそんな元気が無いし、言い返す勇気もなかった。
 今日言おうとしても、足が竦んだほどだ。







 ああ、俺ってネットでもリアルでも((;゚Д゚)ガクガクブルブルふるえる臆病者のくせに、
 人の傷つくことを平気で言えるんだなと。再確認してしまった。
 みんなは言葉の刃の使い方を間違えちゃイケナイよ。
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